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債務不履行

債務不履行債務不履行とは債務者の故意・過失により本来なされるべき履行行為がなされないことを言います。

単に履行行為がないだけでなく、債務者の故意・過失が要求されることに注意して下さい。

なお、同じ履行行為がない場合でも、債務者に故意・過失がない場合は危険負担の問題となります。

 

債務不履行の類型

債務不履行には次の3つの類型があります。

履行遅滞

履行が可能であるにもかかわらず、債務者の故意・過失により本来、履行がなされるべき時期までに履行がないこと

例 6月10日に売買契約に基づいて建物を引き渡すことになっていたのに、売主側のミスで6月10日中に引き渡すことができなくなった。

債務者は故意・過失により履行をなさなければ
確定期限があるときは、その期限の到来した時から
不確定期限があるときは、その期限の到来したことを知った時から
期限を定めなかったときは、履行の請求を受けた時から
それぞれ遅滞の責任を負うことになります。

履行不能

債務者の故意・過失により履行ができなくなること

例 6月10日に売買契約に基づいて建物を引き渡すことになっていたのに、引渡し期日前の6月8日に売主の寝たばこによって建物が全焼し、引渡しができなくなった。

不完全履行

一応履行はなされたものの、その内容が債務者の故意・過失により不完全なものとなること。

例 7月5日にイス5脚の納品を受ける予定で売買契約を締結したのに、売主の故意・過失により同日に3脚の納品しかなされなかった。

※不完全履行は宅建試験での重要度は低いです。

 

債務不履行による損害賠償

債務不履行があった場合、債権者は損害賠償請求をすることができます。

損害賠償の範囲は原則、債務不履行によって通常生ずべき損害の賠償となります。

ただし、特別の事情によって生じた損害であっても、当事者がその事情を予見し、又は予見することができたときは、債権者は、その損害の賠償をも請求することができます。

例 建物建築請負契約の債務者の過失により、別荘の完成が遅れたため、そこで行うはずだった海外のお客さんを招いての重要な商談会を中止せざるをえなくなり、何億という損害が発生した場合、債務者側でそのことを予見し、又は予見することができたときは、債権者は単に別荘の引渡しが遅れたことによる損害だけでなく、商談会を中止したことによって発生した何億という損害も含めて賠償請求ができる。

なお、債務の不履行に関して債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、損害賠償の責任及びその額を定めます。(過失相殺

債権者に過失があったのに、そのことを考慮せずに損害賠償の責任及びその額が定められたとしたら、債務者がたまったものではないからです。

 

損害賠償額の予定

当事者は、債務の不履行について損害賠償の額を予定することができます

損害賠償は通常は実損害額で行うものですが、その金額を決定する過程でもめて時間がかかることが多いので、その負担を減らすために、あらかじめ決めておこうということです。

損害賠償額の予定がなされると、当事者はもちろん、裁判所も、その額を増減することができません

なお、損害賠償額の予定があったとしても、債権者は履行の請求又は解除権の行使を行うこともできます

損害賠償額の予定は、決して債務不履行時の問題解決の方法を損害賠償だけに限定する趣旨でなされるものではないからです。

 

債務不履行による解除

履行遅滞があった場合、債権者は相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がないときは、契約の解除をすることができます

つまり、履行遅滞があった時にただちに契約の解除ができるわけではないということです。

これは、一度は契約関係に入った以上、多少のトラブルがあったとしても、解除するまでになるべく契約の内容が実現されるよう、努力すべきであるという趣旨の規定ですね。

これに対して履行不能があった場合には、債権者は、催告することなく、直ちに契約の解除をすることができます

履行不能の場合、履行が不能である以上、もはや催告をしても意味がないからですね。

 


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